こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回紹介するのは蒟蒻(こんにゃく)を製造するナカキ食品です
ナカキ食品
歴史
ナカキ食品は、1914年(大正3年)に中村商店として名古屋市中区で創業。
1918年(大正7年)に名古屋市東区に工場を新設して移転。
創業当時から蒟蒻(こんにゃく)の製造を事業としていました。
1972年(昭和47年)にナカキ食品株式会社として法人化。
1996年(平成8年)から加工食品の製造を開始し、日本ではじめて蒟蒻ラーメンを販売。
パスタ・ライス・デザートなど、多くの蒟蒻食品を展開しています。
現在は本社機能を稲沢工場に移転をしていますが、登記上は、名古屋市東区が本店所在地。
2023年(令和5年)12月に全株式を静岡に本社があるいなば食品に譲渡して子会社となりました。
ナカキ食品の製品
ナカキ食品は蒟蒻一筋。
昔ながらの生芋蒟蒻など、一般に想像される蒟蒻製品をもちろん取り扱っています。
国産こんにゃくと海藻のサラダ。
これもこんにゃく製品としては定番です。
他方で、低カロリーでダイエットに適する商品として、さまざまな蒟蒻商品を展開しています。
ライス風の蒟蒻、ナカキライス。
ナカキライスは蒟蒻100%。
通常の白米のごはんとミックスしていただくことを推奨していますが、パックにしたロカボライスは、はじめから通常の白米とミックスしてあり、お手軽です。
こちらは蒟蒻チャーハンZERO KON。
パスタこんにゃく。
蒟蒻パスタのカルボナーラ。
商品名はなにこれヘルシーパスタ。
レンジであたためるだけでいただけます。
こんにゃくカレーうどん。
蒟蒻ラーメンは、様々な種類があります。
こちらは蒟蒻カップラーメン、ナカキヌードル。
1分で食べられるお手軽カップヌードルです。
デザートの飲むこんにゃくゼリー。
商品もパッケージも多彩です。
アンテナショップ(2023年に閉店)
ナカキ食品は、千早交差点近くの高架下に、アンテナショップのナカキプラス(NAKAKI+)を出店していました。
蒟蒻料理専門店ですが、普通の蒟蒻料理ではなく、ナカキライスやパスタを使った料理がいただけたのですが、2023年(令和5年)に閉店してしまいました。
千早交差点近くのキッチンナカキプラスは蒟蒻(コンニャク)料理のお店。名古屋らしいメニュー、赤味噌を使った牛すね肉のこくこく煮とナカキライス(こんにゃくライス)。蒟蒻を製造販売するナカキ食品は今は愛知県稲沢市に本社がありますが、名古屋市で創業しており登記上の本店はいまも名古屋です。 pic.twitter.com/fTMcAuaAVO
— 石原治@名古屋 (@ISHIHARA_Osamu) September 25, 2022
さいごに
名古屋には100年以上の歴史をもつ蒟蒻メーカーがあります。
ライス・パスタ・デザートなど、低カロリーな蒟蒻製品をカップ麺や電子レンジ調理商品として展開できたのは、素材としての蒟蒻の欠点を解消し、においがせず、味が染みやすく、そして業界初の冷凍保存できる蒟蒻商品をナカキ食品が開発した結果です。
最先端の優れた技術に裏付けられたヘルシーな料理を手軽にいただくために、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。
名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
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