頭痛にノーシン、だけじゃない。名古屋のお薬屋さん。【メイド・イン・ナゴヤを買おう】

こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します

名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら

あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはよい企業やよい製品があること、すなわち
メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、前回はコルゲンコーワ・キャベジンコーワなどで知られる興和株式会社を紹介しましたが、名古屋には興和以外にもいろいろな製薬会社や医薬品関連会社がありますので、今回はそちらを紹介していきたいと思います。

頭痛にノーシン

最初に紹介するのは、株式会社アラクスです。

アラクスという会社名は知らなくても、頭痛薬ノーシンは知っているのではないでしょうか。
ノーシンは名古屋市に本社があるアラクスが製造販売する医薬品なのです。

頭痛にノーシン♪ でお馴染みです。

最近では、PITTA MASK(ピッタマスク)がヒットしました。
これもアラクスの製品です。

ピッタマスク

2019年度グッドデザイン賞も受賞しました。

本社は、名古屋市中区 名古屋城の南側、外堀通の近くにあります。

この辺りは他にも薬関係の企業の建物がたくさんありますね。

アラクスの創業は1853年と、150年以上の歴史ある企業です。

これでなくっ茶 活命茶

次に紹介するのは、中北薬品株式会社です。

医薬品などの製造・販売をしていますが、「これでなくっ茶 活命茶」のフレーズが耳に残る、名古屋地方のローカルCMの代表格のひとつのおかげで、名古屋の方にとっては、何よりも活命茶が知られていると思います。

活命茶は8種類の自然素材をブレンドした健康茶です。

活命茶

8種類というのは、名古屋市の市章「丸八」にもちなんでいるそうです。名古屋城本丸御殿など、ご当地色の強いパッケージが特徴です。

活命茶

名古屋市東区にある徳川美術館の喫茶室でも、活命茶がいただけます。

わが家では、手洗い殺菌・消毒液リナパスも使っています。

リナパス

これも中北薬品の商品です。

本社は、久屋大通の北側突き当たりの近くにあります。医療機関向けの医薬品卸・販売が主力事業です。

中北薬品本社

中北薬品の創業は、なんと1726年。1747年には薬を取り扱っていたといいます。
名古屋で創業して、もうすぐ300年。

京町支店は戦前の建物で、ノーシンのアラクス本社のすぐ近くに残っています。

中北薬品

京町支店

アマノのビオヂアス

名古屋でアマノといえば、ドラッグストアのチェーン店amanoを連想する方も多いと思います。

amanoドラッグ

出店はほとんど名古屋市内で、名古屋駅や栄周辺などに集中的に店舗を展開しています。

名古屋市外はセントレアと桃花台だけで、愛知県外には出店がありません。

グループ会社には、診断薬用酵素剤などの医薬品を製造する天野エンザイム(旧社名「天野製薬」)、医薬品等の販売を行う天野商事などがあります。

天野商事が販売する医薬品では、昔、CMもやっていた胃腸薬のビオヂアスを知っている人も多いと思います。

ビオヂアス

こちらも耳に残るローカルCMでした。

いまは製造は他の企業に委ねて、販売のみを行っています。

カメラのアマノも関連会社です。

カメラのアマノ

中部地区を中心に展開していますが、関西にも出店しています。

他方、製薬会社である天野エンザイムは、アメリカ、ヨーロッパ、中国など、海外に関連会社事務所を置いて国際展開しています。
本社は、桜通沿いの、名古屋国際センターの近くにあります。

天野エンザイム本社

タカミツのリフェンダ

ドラッグストアでよく見かけるシップ薬リフェンダフェルビナクは、名古屋市北区上飯田に本社がある株式会社タカミツの製品です。

リフェンダフェルビナク

タカミツは創業から50年間シップ薬を作り続けて、冷シップ薬クールリフェンダ・温シップ薬ホットリフェンダなどのラインナップを展開しています。
今では海外にも販売をしています。

スギヤマ薬品

株式会社スギヤマ薬品は、名古屋市千種区に本社を置くドラッグストアのチェーンです。
名古屋市を中心に、東海地区に100以上の店舗を展開しています。

ドラッグスギヤマ

なお、1000店以上のドラッグストアを関東・関西・中部に展開するスギ薬局は愛知県大府市に本社があります。
名前が似ていて、場所も近いですね。


この記事では、名古屋の医薬品製造・販売会社を紹介しました。

お薬は、症状や体質にあったものを服用すべきですが、普段使っているお薬やドラッグストアにも、名古屋市が本社のものがあったのではないでしょうか。

話題のピッタマスクも、活命茶も、名古屋本社の製品と認識して、  #メイド・イン・ナゴヤを買おう。

この記事を書いてくれたのは?

この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人
の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために
付記させていただきます。

名古屋においでよ!

書いてくれてありがと~!

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