こんばんは
名古屋においでよ でお馴染み、おいでよ名古屋です。
今日もよろしくお願いします。
さて、私が名古屋市に観光で遊びに来て、移住して4年が経ちました。
一通りの名古屋名物料理や観光地には遊びに行ったつもりではありますが、まだまだ調べれば調べるほどに名古屋市の魅力は絶えず見つかるので楽しい日々を過ごしています。
で、早速なんですけど
ちょっと一緒に考えてみてほしい事があるので、まずは心を落ち着かせてから想像を巡らせてみてください。
あっ、でもそんなに深刻な話題ではないので、気軽に読んでくださいね、暇つぶし程度に読んでください。
いいですか?
名古屋名物のひとつに、「ひつまぶし」っていうのがあるんですけど
えぇ、あの、うなぎを焼いたやつがご飯に盛り盛りに乗せられたやつです。
うなぎって関西と関東で開き方とか焼き方が違うんですけど、名古屋のうなぎはそのどちらとも違う~とかそういう話でもありません。
それはまぁ別の人が書いてくれるんじゃないでしょうか・・。
今回のメインは「ひつまぶし」であって、「うなぎ」ではありません。
何が言いたいかっていうとですね
そもそも、ひつまぶしがうな丼ではなくひつまぶしである由縁というか
ひつまぶしとしてのアイデンティティを保てるのって、「お櫃のご飯の上にまぶされている状態」が大前提であると思うんですね。
だからこそのひつまぶし、それでこそひつまぶしじゃないですか。
で、提供された瞬間はもちろんお櫃にたっぷりうなぎがね、まぶされて
贅沢そのもの!!!っていう面構えで、我々の食欲を掻き立てると思うんですけど
問題はここから
名古屋飯としてのひつまぶしを提供している有名店によると
ひつまぶしの食べ方には作法があって、曰く
お櫃を十字に切って、4分割して食べる のが作法とされているんですね。
で、当然この4分割したやつは、付属のお茶椀に自分でよそって食べるんです。
が
この、お茶椀に入れた時点でもう既に、これはひつまぶしではないのでは????
というのが、今回のお話なんです。
いや別にね、ひつまぶしだと思って食べればひつまぶしなんですけど、うな丼だと思って食べたらうな丼になるのでは???っていう話にもなってきますし
ひつまぶしは、自らがひつまぶしであるというアイデンティティを自分から崩してしまっているんですね。
美味しいからいいんですけどね
しかも
1膳目はうなぎとご飯をお茶椀に入れてそのまま味わう のが多くの場合の作法なんですけど
この1膳目は完全にもう、うな丼じゃないですか。
当然うな丼を食べた後に別の楽しみ方もできる~っていうのがひつまぶしの醍醐味なんですよ?醍醐味なんですけど
あなたの心に聞きます。目を閉じて。
「ひつまぶしを、ひつまぶしというアイデンティティを保った状態で食べた事がある人は、手を挙げてください。」
目を閉じたら読めないですね。すみません。
手を挙げたあなたはきっと嘘をついています。
賛否あるかもしれませんが、ひつまぶしが美味しいという事実に変わりはありません。
ですが、この記事が これからひつまぶしを食べるあなたの、ひつまぶしの待ち時間の暇つぶしになれば幸いです。
さて、前述した通り「ひつまぶし」は1つのひつまぶしで4回楽しめる、大変お得感の感じられる名古屋名物です。
そして、こちらの「暇つぶし」の記事も、1本の記事で4回楽しめる工夫を致しました。
まず、1度目は今読んでいただきました通り、記事本来の内容を。
2度目は・・そうですね、この記事は、PCで読むと「ひつまぶし」であるべき場所が、一つだけ「ひまつぶし」になっています。お気付きでしたか?探してみてください。
3度目は・・この記事は、関西弁でテンション高めに読むとちょっと楽しくなります。イメージは本田圭佑さんです。お試しください。
4度目は、あなたがこれから名古屋に来た時に
親しい誰かと、一緒にひつまぶしを食べる時に。
一緒に。待ち時間に読んでください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この記事は名古屋の毎日を変えるTwitterアカウント おいでよ名古屋 が寄稿しました。
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