12月18日-Electric Lady Land 麗麗単独Liveに行ってきたよ!

ナゴヤセイユウ

ことりちゃん 行きましたー!

名古屋においでよ!

今回は公式声優 小鳥遊ことり さんが麗麗さんのライブのレポートを書いてくれたよ!

武将の出陣を思わせるようなオープニングSEで幕を開けた、『麗麗十一周年記念無料単独公演「集結!丸八ヒーローズ」~この日は1人1人が名古屋を愛するヒーローだ!という意味合いを込めたワンマンSP~』。
ステージに佇むメンバーから堂々と発せられた「俺達が、麗麗だ!」の掛け声に、今日まで積み重ねてきた活動への自信が感じられました。

1曲目は、名古屋推しバンドとしての麗麗を代表する曲とも言える、『N・G・Y』。
親しみやすいこの曲で観客の心を掴んだあとは、『きしめん』『大須へ行こうよ』と立て続けに名古屋ソングを演奏し、自分たちが地元愛を伝えるバンドであるということを自己紹介しているように感じました。

3曲終わったところでMC。
いよいよ迎えたこの日、実はさほど緊張しなかったとのこと。Dr.諱さんを除いて。緊張のあまりBa.銀さんにハグを求めたというエピソードでほっこりしました。
声を出したり体を動かしてぜひライブに参加してほしい、楽しんでほしいと語りかけるVo.紅愛さん
さぞノリのいい曲が演奏されるのかと思いきや、次の曲は大須スケートリンクから世界へ挑むフィギュアスケーターへの感動を歌ったバラードの「氷上のブレイバー」でした。
曲の終わりに、どこからともなく(というかスピーカーから)流れる大歓声は、まるでオリンピックの舞台で選手が浴びている喝采のよう・・・。
ん?
ちがうな。
長いな。
歓声長いな?
「みんなありがとう…関係者席もありがとう…」
紅愛さんの声にかかるリバーブはまるでドーム公演。なるほど、この会場には3万人の観客が集まっている。・・・というていだそう。
これだけ人が集まっていれば、自分一人が大きな声を出したって恥ずかしくないだろう、ということで、声出しタイム。Gt.近藤りょーじさんの掛け声に合わせて、観客が一体となって声を上げる。
空気と声帯がしっかり温まったところで、『漢The祭りふぃーばー』で騒ぐ騒ぐ。

と、盛り上がったところで、何かが起こりそうな雰囲気が。
麗麗の曲ではない曲が流れると、テレビアニメ八十亀ちゃんかんさつにっきより、八十亀ちゃんの着ぐるみがかわいく登場しました。
先日テレビ愛知のイベントで八十亀ちゃんと麗麗が踊ったという「NA☆GO☆YA ダンストゥナイト」が再び披露されました。イベントを見に行けなかった私歓喜。客席には一緒になって踊るファンの方たちも。
その流れで、続いて演奏されたのは、はい!来ました!我らがおいなごちゃんコラボ曲『おいでよ名古屋』
…を、八十亀ちゃんが一緒に踊ってくれるという、この日でなければ見られない景色!

八十亀ちゃんを見送ったあとは再び麗麗らしいステージに。
「うたかた百鬼夜行」は観客が激しく動く曲。私はこの振りが楽しくて大好きなのだけれど、ふと見渡したら初めてライブに参加した人たちも一緒になって踊っていて嬉しくなりました。

再びの声出しタイム。大きな長い長い紙に書かれているのは、「がや、なも、せん、みゃー…」紙が大きすぎて二人がかりでも広がらない。
紅愛さん「浅川さーん!!」
事務所の社長さんを召喚。駆けつけて広げてくれる優しい浅川さん
無事に掲げられたところで、名古屋弁MIXと呼ばれる掛け声の練習で、全員大きな声で紙に書かれた歌詞を読み上げました。
続いて演奏されるのはもちろん、『炸裂ナゴPOWER』。名古屋弁MIXのパートでは、ライブ初参加の人にも優しく先程の字幕の紙が(もちろん人力で)広げられる。
この手作り感があったかいですね。

盛り上がったところで一息。
11周年を迎えた麗麗も、いい時ばかりではなかった。自分たちが1番苦しかった時に作った曲、という紹介の後演奏された「ファイナルポコペン」。
人に後ろ指を指されても、そこで潰れず活動を続けてきたからこそ今日この時がある。これまでの活動を振り返って万感の思いがあったのでしょう、「涙を流してもいい」の歌詞を訴えかけるように歌い上げる紅愛さんの頬は、汗ではないもので濡れているように見えました。
え?もらい泣き?
・・・しましたとも。

演奏が終わったあと、それぞれ目元を拭うメンバーさんたち。そして観客の顔を見渡してさらに男泣きする近藤りょーじさん。
少し照れ笑い混じりに「お前何泣いとんだ」とツッコむ紅愛さんに、「だって観客席見てみ?みんないい顔しとる・・・」。
必死に思いを込めて歌い上げたからこそ。
紅愛さん「今のファイナルポコペン、上手くは歌えなかったかもしれないけど、」
近藤りょーじさん「でもお前の思いは俺にしっかり伝わってきた!」
紅愛さん「いやお前に伝わっても。」
こんな仲の良さが、麗麗がずっと続いてこれた理由なのかなと思いました。

「気持ちを切り替えて、」
カラッと明るく演奏されたタオル曲『日本ど真んバカファイター』で再び笑顔のステージに。
続いてラスト。暴れ曲『Dagan』では、客席の私も汗ばむほど、会場にいる全員のエネルギーを感じました。
この曲、諱さんの「1.2.3.4!」がめちゃくちゃかっこいいのでぜひ会場で聞いてほしいです。

本当ならここで一旦退場のはずが、「ずっとアンコールって叫ぶの大変だよね?」との気遣い(?)から、そのままアンコールに。
そして来年の活動の告知がありました。これは公式発表をお楽しみにです!
このライブでは、感極まって涙ぐんだりしんみりするシーンもあったけれど、麗麗は来年も精力的に活動していくそう。

紅愛さん「解散しないから俺ら。だってバンドやりてーんだもん」

私はこの言葉、今日一番の名言だと思いました。

アンコール一曲目は、新曲初披露!
その名も『キットカット買っとかんといかんかったのにあんたが買っとかんかったでいかんかったんだわ』(で合ってる?)
これ、私もずっと前に挑戦してた有名な早口言葉で、名古屋人ならスラスラ言えるけど名古屋人以外には難しいアレですね。笑

これがまんま歌詞になっています。また面白い曲を作ったなぁ。。!
こちらは配信でのリリースとなるそうなので、手軽に買って聞いてみてください。

アンコール2曲目、今年の麗麗最後の演奏は、「全員が名古屋のヒーロー」という思いを込めて、再び「N・G・Y」。
一曲目とはまた違った、まさに「みんなが参加する」、熱が高まったN・G・Yでした。

麗麗が好きでずっと応援しているファンの皆さん、麗麗が気になって初めて見に来た人、麗麗を慕うミュージシャンの皆さん、麗麗を支える関係者の皆さん、そしてそんなみんなの想いを笑顔で受け止めて前に進み続ける麗麗の皆さん。きっと全員が、麗麗を、名古屋を、もっと好きになって会場を後にすることができた、彼ららしいあたたかなライブだったなと思います。
次はどんな目標を成し遂げるんだろう。
楽しみですね!

この記事を書いてくれたのは?

小鳥遊ことりさん
YouTubeを含む、おいなごちゃんの声を担当してくれている声優さん。ゼリーが好き。

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