こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回紹介するのは、中部電力。
愛知・岐阜・三重・静岡・長野を中心に、電気を供給するインフラ企業。
愛称は「ちゅうでん」です。
コンテンツ
中部電力の概要と歴史
中部電力は1951年(昭和26年)に設立されました。
前身は1889年(明治22年)に開業した名古屋電灯であるとされています。
電力王といわれた福澤桃介氏、電力の鬼といわれた松永安左エ門氏も関わり、組織と名称の変更・再編を重ねた後に、全国9電力会社体制の1つとして、中部電力となりました。
1963年(昭和38年)に名古屋の都心である栄に現本社ビル本館が竣工。
訪問したことがあるのですが、本館玄関の自動ドアは、横にスライドするのではなく、前方に開くスイング式構造となっていて、驚きました。

1975年(昭和50年)には西館が完成しました。

2015年(平成27年)に東京電力とともにJERAを設立し、火力発電事業を移管。
2020年(令和2年)に、販売事業の中部電力ミライズ、送配電事業の中部電力パワーグリッドに分社化し、中部電力グループとなりました。
あわせて、コーポレートスローガンを「むすぶ。ひらく。」とし、シンボルマークも一新しました。
2021年(令和3年)に不動産事業の日本エスコンを子会社。
事業の多角化を目指す象徴となりました。

2025年(令和7年)に企業理念を改定。
「人と社会のつながりを、幸せのエネルギーに」と理念を掲げます。
でんきの科学館
こうした中部電力の歴史を含めて、電気のことを広く知り、体感することができるのが、でんきの科学館。
中部電力が名古屋市中区の伏見駅付近に設置する科学館です。
1986年(昭和61年)に開館し、2026年(令和8年)にリニューアルオープンしました。




大規模展示だけではなく、手を動かして体験するコーナーもあり、子どもが楽しく過ごせます。
名古屋市科学館に近い場所にあり、あわせて訪れたい施設です。
でんきの科学館は、中部電力が設置している電気文化会館にあり、会館には、コンサートホール・イベントホール・ギャラリーもあります。

中電ホールと東桜会館
中部電力の本社ビル本館に併設されている中電ホール。

ワンフロア425席の使いやすい大きさのホールで、花道もあり、音楽や落語、講演会など様々なイベントが行われています。
中電ホール・中部電力本社からほど近い、東桜にある東桜会館。
中部電力が創立50周年を記念して地域利用施設として1992年(平成4年)に開館しました。

体育館、ギャラリー、会議室・集会室などからなる複合施設です。
中電ホール・電気文化会館と並ぶ、もう一つの文化スポーツ施設といえます。
メグラスガーデンナゴヤ
名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネットは、中部電力が創立50周年事業として新名古屋火力発電所の敷地の一部に2002年(平成14年)にオープンした庭園施設。
2026年(令和8年)にメグラスガーデンナゴヤとしてリニューアルオープンしました。
野性味あふれるワイルドフラワーガーデンから、多年生植物である「宿根草」を植栽数量の80%使用する進化するガーデンへと変貌をとげました。




メグラスガーデンナゴヤではオリジナルグッズも販売しています。

中部電力のネーミングライツ
中部電力は、いくつかの施設でネーミングライツを取得しています。
最も象徴的なものは、中部電力ミライタワー。
名古屋のシンボルである名古屋テレビ塔が、中部電力創業70周年の2021年(令和3年)から、中部電力ミライタワーとなりました。



この中部電力ミライタワーのすぐ下には、地下街であるセントラルパークがありますが、その北端のセントラルギャラリーは、中部電力の関連会社である中電CTIのネーミングライツにより、中電CTIギャラリーとなりました。

名古屋市民スポーツ祭は、1959年(昭和34年)から開催されている、名古屋市民のための総合スポーツ大会です。
2017年(平成29年)の第59回大会から中部電力がトップパートナーとなり、中部電力名古屋市民スポーツ祭となっています(現在は、中部電力パワーグリッド名古屋市民スポーツ祭です)。
中部電力の一般向けサービスなど
中部電力は、市民・企業に電気を販売しており、一般市民向けの商品・サービスは多くはありません。
2024年(令和6年)に、中部電力ミライズは、「中部電力ミライズショップ」をオープンし、市民向けに、電気等の申し込みやプラン変更を受け付けるとともに、エネルギー最適化の提案をコンセプトとして、一般住宅向け太陽光発電・EV充電器などのエネルギー機器の販売や、それらを含めた住宅のリフォームや新築の相談を受けています。

中電不動産は、戸建分譲住宅のクレアテラス、分譲マンションのグランクレアを供給しています。

中部電力の社宅跡に、いいねタウン瑞穂もオープン。

グランクレアいいねタウン瑞穂のほかに、商業施設いいねマルシェ(iiNEマルシェ)もオープンしています。

中部電力が持つ資産である電柱のスペースは、広告として販売されています。
一般市民が買うことはあまりないと思います。

販売事業の中部電力ミライズは、ウエブショップ「カテエネWEB商店街」を開設。
自社商品は少ないですが、中部電力ミライズのキャラクターである「カテエネコ」のぬいぐるみを販売しています。

また、電力会社ですので、環境や防災に力を入れており、カテエネWEB商店街でも防災グッズを販売。
中部電力らしく地元の会社の商品が多く、以前紹介した名古屋の会社の防災グッズの多くもカテエネWEB商店街で購入できます。
名古屋を含む中部地方の電力を支える中部電力。
多くの展示施設や地域利用施設を運営していることも知って、メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。
名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
いつもありがと~!



この記事へのコメントはありません。