学生の頃に当たり前のように使っていた「机をつる」「ときんときん」が方言だったり、鬼まんじゅうが他県に存在しない事を知ると驚く人が多いよね。
私は飲食店を紹介して有名になった~って思われる事が多いけど、むしろ最初のきっかけは名古屋のローカル文化を取り上げ続けてみんなが知ってくれるようになったんだよね。
今日紹介するのもそんなローカル文化のひとつ!少しずつ失われつつあるけど、名古屋のひなまつり文化について紹介するよ!
コンテンツ
そもそも、ひなまつりとは?
昨今ではお雛様を飾らない家庭が増えていたり、節句飾りがイオンとかでも買えるから・・全国的に全く同じお祝いの方法だったり飾りつけになってきていたりするみたいなんだけど、本来は地域によって少しずつ飾りが違ったり、風習が違ったりするんだよね。
名古屋特有のひなまつり文化
名古屋はひなあられの形が違う!
今回名古屋市西区にある「吉松」さんにお話を伺ったところ、この形のひなあられは2020年に生産元からの供給が途絶えてしまって、現在は販売されていないみたいなんだけど・・でも、昔から名古屋を中心とする地域で「ひなあられ」として認識されて親しまれているのは、この円錐型のひなあられなんだって!
おこしものを食べる
手が出ていない「名古屋雛」が作られていた
2021年1月15日に、「名古屋節句飾」が経済産業省の伝統的工芸品に指定されたんだけど、指定に至るまでに「名古屋で100年以上前に、節句飾りが作られていた」という証拠が必要だったんだって!
で、この京雛・関東雛のどちらとも違う特徴をもつ「名古屋雛」が、伝統的工芸品に指定される「名古屋で100年以上前から節句飾りが造られていた」ことの裏付けとなる要素の一つになったそうだよ!
名古屋雛の一番大きな特徴は、衣装から人形の手が出ていない事で、現在この「名古屋雛」は生産されていないんだけど・・。
徳川美術館で2021年4月4日まで開催されている特別展 尾張徳川家の雛まつりで実際に展示されているよ!
※取材協力:大西人形本店様
主婦がはじめた福よせ雛プロジェクト
名古屋城の福よせ雛を見に、名古屋においでよ。
役目を終えた雛人形が歩む第二の人生を、良ければ見守ってね~ pic.twitter.com/ggb0dfNyi9
— おいでよ名古屋@おいなご (@oinagoya) February 16, 2021
この記事へのコメントはありません。