ねんどの銀鳥産業とチョークの馬印【メイド・イン・ナゴヤを買おう】

こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


今回紹介するのは、ねんどの銀鳥産業とチョークの馬印です。

銀鳥産業の知育玩具と学童用品


銀鳥産業といえば、大須のねんどの自動販売機を知っている人がいるかもしれません。

歴史

銀鳥産業の本社は大須にあります。
銀鳥産業は、学用品・知育玩具など子ども向商品を主に製造販売する会社で、1925年(大正14年)に金属文具の卸売業として創業し、法人設立は1947年(昭和22年)。

2025年に創業100年を迎える歴史ある会社です。

銀鳥産業の商品

主力商品のひとつが、ねんど。

口にしても害が最小限ですみ、アレルギーがおきにくい「お米のねんど」が看板商品であり、本社前の自動販売機でも販売しています。
粘土の自動販売機

ねんどのほか、カードゲーム・工作キット・ふうせん・しゃぼんだま・あやとり・ビー玉・おはじきなど、知育玩具を販売しています。

また、各種文房具などの学童用品がもうひとつの柱です。
なかでも、卒業証書を入れる丸筒は全国シェア60%を占めます。

学童用品でも、大人が普通に使えるものもあります。

私は、銀鳥産業の定規、えんびつけずり・じなわとび・ルーペを購入しています。
ものさし


銀鳥産業の一般文具

銀鳥産業は、大人用の一般文具も販売しています。
私が購入したのは、フッ素コートはさみ。
フッ素コートハサミ

そして綴り紐です。

馬印のチョーク

銀鳥産業よりもさらに古く創業している名古屋の文房具の企業が、馬印です。

チョークと黒板が伝統的な商品であり、馬印のチョークは教育業界ではよく知られています。
創業は、1896年(明治29年)。
創業当時からチョークを主力商品とし、「馬印」の商標を使用していました。

チョークから黒板・ホワイトボード・ホワイトボード用マーカーペンへと事業を拡大し、現在ではホワイトボードやパーテーションボードが主力商品となっています。

また、1932年(昭和7年)に名古屋市で創業して1995年(平成7年)に愛知県春日井市に移転した高品質チョーク「羽衣チョーク」から技術移転を受けました。

馬印はホワイトボード用のチョーク、そして、黒いチョークを開発したほか、ホワイトボードならぬ透明ボードやミラーボードを商品化するなど、ユニークな商品を展開しています。

新技術も積極的に導入し、ホワイトボードのけい線をレーザーで描き消えないラインのホワイトボードを開発。
さらには、スマートフォンで記載した内容を記録管理できるホワイトボード「デジアナボード」も商品化しています。

以下では私が購入した馬印の商品を紹介していきます。
馬印のチョーク。
商標のとおり、馬の印がデザインされています。
黒板チョーク

馬印の黒板消し。
黒板消し

馬印のホワイトボード。
ホワイトボード

ホワイトボード用マーカー。マグネットがついています。
ホワイトボードマーカー

ホワイトボードやガラス用の黒色ゲルチョーク。
黒色チョーク

馬印のマグネット。

ホワイトボードで使うということからの、派生商品だと思われます。

馬印は、指示棒も販売しています。



名古屋には、子どもや教育に関する商品を提供する企業があります。

ねんどの自動販売機も、およそ100年の歴史がある企業の挑戦です。
歴史を重ねた信頼のうえにできあがった、お米のねんど・黒いチョーク・透明ボードなどユニークな商品を求めるならば、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。

この記事を書いてくれたのは?

この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。

名古屋ご当地萌えキャラクター

いつもありがとう~!

関連記事

  1. 名古屋桜の名所巡り☆名古屋城内に緑色の桜が咲くって知ってた?【名古屋城駅】

  2. 名古屋は珍しいエスカレーターの聖地だって知ってた!?

  3. 血まみれゾンビーノ

    テリヤキチキンピザは名古屋発。名古屋のピザ。【メイド・イン・ナゴヤを買おう】

  4. 名古屋市内全域に往診可能!家来るドクター

  5. 名古屋の夜の〆カレーうどん。麺処龍【栄・久屋大通】

  6. 中国料理千琇の八彩小籠包【矢場町】

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。