名古屋嬢が教える!上前津の歩き方【手頃な華子の歩き方-1-】

こんばんは。
留年20卒、欲に弱い系女子大生の手頃な華子です。

以前から憧れていたおいなごちゃんからお誘い頂き、「内から見た名古屋」を紹介することになりました。

23年間「名古屋嬢」として正規ルートを辿ったような経歴を持つ私から見た名古屋の魅力を華子ワールド全開でめいっぱい紹介していくので、手頃な華子をどうぞよろしくお願いします。

第一回 上前津

好きなことや、ものがたくさんある。

温かくて美味しい心を満たす、ご飯やお酒。
耳から私の胸を鷲掴みにする、音楽。
明日を生きる活力をくれる、お笑い。
生活に彩りをもたらす、雑貨。
私を少しだけ強くしてくれる、洋服やコスメ。
だらしのない私の背中をしゃんとさせる、運動。

そんなものが全部全部詰まっている街が、「大須」だと思う。

今日はその大須の内、「上前津」の私なりの歩き方を綴りたいと思う。


大須といえば多くの人が「服」をきっかけに来ると聞く。
確かに大須で洋服を買う際、PARCOで支払う金額より心なしか安く感じるし、
掘り出し物を見つけられてラッキー感も大須にはある。

何となく最近大須で服を見る際外せないお店がこちら。

イタリアから買い付けを行なっているとてもお洒落な服屋さんである。
奇抜なのだけれど、奇抜すぎず、けれど個性的に見せてくれる。

昨年からここのポンチョのファンをしている。
とても可愛い。

1着3万円。
普段、ユニクロや無印良品で服を買う私にはなかなか・・・。
ううん・・・。
なかなか・・・。

手を出した。
香嵐渓に着て行った。
可愛い。
とても可愛い。

このポンチョを着ている私を私は好きかもしれない。


香嵐渓の出店を見ていて思い出したことがある。

食べ歩きのことだ。

私は幼い頃、ものを美味しそうに食べることを恥じていた。
太っていて、食べることが大好きなことはみっともないと思っていたのだ。
ある日、塾の友人から「華子ちゃんのお弁当すごく美味しそうなのに、すごく不味そうに食べるよね。」と言われ、何だかそれが作ってくれているおばあちゃんに申し訳なくて、それ以来食べることを極める方に走ったのだった。
今では「何か囓っている姿が一番可愛い」と言われるようになってしまった。

私が食べ歩きを正式に始めたのは18歳の頃。
けれど、14歳の頃から私の食べ歩きはここ上前津にて始められていた。

先日閉店をしてしまった「スパゲッティハウス」。
あのお店から私の食への散財が始まった。
モチモチの麺に、選べるソースを絡めて食べられるお店だった。
14歳の時に出会って、何度かお邪魔した。
最近食べ歩きながら「あそこより美味しいお店を見つけたからきっともう戻ることはしないけど、あそこが原点だった。」と思っていたら「テナント募集」の紙が貼られていた。

今ではテナント募集の貼り紙が貼られている

出会う前から当然のように在った店で、「潰れることなんてない」と思っていたからあんなことを思ったのだ。いざ閉店を目の当たりにしたら涙が止まらなかった。
「推しは推せるうちに推せ」を身をもって改めて痛感した。
これからはもっと推しを大事にしよう。

そんな私が現在上前津で1番推しているのが、「kabuto」である。
TAKERU→小籠包→浜焼太郎→kabuto
と、同じ場所でTAKERU以来ハイペースで店を変えている場所だったから「ここもすぐ潰れてしまうのかな」と思っていたけれど、もうすぐ2周年を迎える。
なんともめでたいことだ。
メニューが洒落ていて、常連客で賑わっているアットホームなお店だから、「デート」よりも、同性の友達同士で私はよく利用する。

店長もイケメンだし。(ここ大事)

お茶目な店長から頂いたキメっキメなお写真もメディア初公開らしく、折角なので載せさせて頂きます。

食事も、可愛らしかったり、オシャレなのにしっかり量があったりと女心をくすぐりまくるものが多い。

こちらは、お店イチオシの味噌漬けたこ焼き。

味噌漬けたこ焼き

一口でぱくりと食べられて、むぎゅむぎゅと噛みごたえがあって、好き。

こちらは明太バターフライドポテト。

罪深きカロリーの暴力なのに、手もビールも止まらない。
ポテト→ビール→指→ビール→→ポテト・・・のエンドレス。
とても美味しい。
ハイボールで爽やかに行くのも絶対アリだなぁ・・・。

こちらは名物!雲丹をのせたわさびクリームソース。

めちゃくちゃ美味しい・・・。
1600円とパスタにしてはお高いけれど、名物を謳うだけあって外せない美味しさ。
骨抜きにされてしまっている。

店内もドライフラワーで飾られていて、とてもおしゃれ。

写真だと見にくいけれど、名古屋出身のバンド「Chellchrome」のものや、プロレスラーのサインが店内入り口にある。

CELLChromeは名探偵コナンのOPEDを担当したことのある人気バンドで。
ファンの間でkabutoは一つの聖地とされているらしい。

バンドといえば、上前津は私の音楽の原点でもあって。
バンドにハマったのは小学4年生の時だった。
アニメ銀魂の3rdED「雪のツバサ」をきっかけにredballoonにハマってしまったのである。
redballoonは愛知県知多市出身の兄弟ロックユニット。
彼らの通った音楽学校MI JAPANが上前津に名古屋校を構えていたのだった。
今はもうギタークラフトの専門学校、習い事のスクールをしているようで。

名古屋出身の超人気バンドcoldrainもここの専門学校出身だったから、悲しい限りである。

隣にはBIG BOSSがあって

一直線にしばらく進むと、ZIONというライブハウスもある。

メタル系のバンドがよくライブをしている印象だが、アンプメーカーの周年祭などESPとMI JAPANが合同で主催をし、ライブをしていたこともあった。

MI JAPANの名古屋校廃校に伴い、なんとなく大須でバンドマンが育つ印象がどんどん薄れていく。寂しい。

だから私が最近大須に行く理由が音楽から変わりつつある。
運動である。

幼少期クラシックバレエをしていた影響もあり、少しだけ足首が弱い私。
それ故、ランニングをひとたび始めると、同時に接骨院への通院を余儀無くされる。
それでも運動はやはりしないと食べることが好きな私はどんどん肥満体型へと成長をしてしまう。
そこで、ダイエットを楽しむ女の子らしい女の子を目指し、あることを始めた。

「ヨガ」だ。
運動する場所なんて近場が絶対良い。
それを何故わざわざ大須まで行くのか。

それはここ「湘南シャイズヨガ」のシステムが好きだからなのだ。

湘南シャイズヨガ

他のヨガスタジオは月謝が必要なのだけれど、ここは都度払い。
だらしのない私にはとてもありがたいシステムだ。

中区障害者基幹相談支援センターの真ん前の民家の1階にスタジオが構えられている。

メニューも豊富にある。
自分のスケジュールや、身体の具合に沿って好きに行ける。

ううん。
何ともズボラな私にとって良いスタジオか。
ピラティスを好んでよく受講するのだけれど、なかなかハードでしんどい。
関節や筋肉が悲鳴をあげる。
グギギギギギギギ。
猫背、巻き肩が矯正される。

痛い、しんどい、痛い、しんどい・・・。
けれど、まぁこの緩さなら。
もう少し頑張っても良いかな。

女の子しながら、ご飯を目一杯楽しむ私は少しだけ可愛くて好きかもしれない。

さぁ、明日もこの街で息をしよう。

この記事を書いてくれたのは?

手頃な華子さん

留年20卒、欲に弱い系女子大生。
twitter / instagram / note

名古屋においでよ!

書いてくれてありがと~!

上前津エリアの他のスポットはこちら!

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