地元で愛される調味料メーカー。イチビキ【名古屋の会社】

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イチビキ

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イチビキといえば、献立いろいろみそとかが有名な会社だよね!

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名古屋の家庭の冷蔵庫には何かしらのイチビキ製品が入っている・・という説があるくらい浸透しているメーカーだよ~

イチビキのほかの商品

めんつゆ

黒からまぜめん

鍋つゆ

味噌煮込みうどん

イチビキってどんな会社?

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ここからはイチビキの歴史などについて、石原治さんに説明してもらうよ~!


こんにちは。

名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回紹介するのは、イチビキ株式会社です。

イチビキの歴史

イチビキは、江戸時代にあたる1772年に現在の豊橋市でみそ・しょうゆの醸造をはじめたのが創業です。
創業250年という歴史のある企業です。

1919年(大正8年)に大津屋株式会社を設立。
1925年(大正14年)に名古屋市に販売拠点を開設し、1961年(昭和36年)にイチビキ株式会社の名称に変更、1963年(昭和38年)に本社を名古屋市熱田区に移転しました。
イチビキ本社

イチビキの社名は、明治時代から大正時代に入った大豆を買い付けるときに、質の良いものだけに印を付けて買い付けていました。
その印が「スッキリ引いた一本棒」だったため、やがて「一引き(イチビキ)」と呼ばれるようになったそうです。

日本一売れているみそだれ「献立いろいろみそ」

名古屋市民にとっては、イチビキといえば、献立いろいろみそ。
すぐに使える赤味噌調味料です。
献立いろいろみそ
イチビキはPOSデータをもとに、売上No.1、日本一売れているみそだれであることをアピールしています。

献立いろいろ味噌の発売は1995年(平成7年)。
いま40代以上の大人は、子どものころにはなかったということになりますので、思ったよりも新しいのではないでしょうか。

また、献立いろいろつゆが1993年(平成5年)発売ですので、それに2年遅れたことになります。
私は、血圧が高いので、減塩献立いろいろみそをよく買っています。
減塩タイプ

ナナちゃん人形も献立いろいろみそに

1919年(大正8年)の大津屋株式会社設立から100周年にあたる2019年(平成31年)をイチビキ100周年とし、名古屋駅のナナちゃん人形に、献立いろいろみそのパッケージ風の衣装を着せるというイベントが行われました。
もちろん私も行きました。


イチビキのしょうゆ

みそと並ぶイチビキの主要商品がしょうゆです。
全国的には、準大手とされるシェアをもちます。

わが家のしょうゆも、もちろんイチビキです。
醤油

また、イチビキ100周年を記念して販売されたしょうゆ「愛知の雫」も購入しました。
愛知のしずく

そして、めずらしい透明醤油。その名も無垢。

イチビキの食品

名古屋らしいもの

イチビキは、味噌やしょうゆを使った食品、また、使っていない食品を、様々販売しています。


「おうち居酒屋」の「どて煮」は赤味噌を、「牛すじ煮込み」はたまり醤油を使っており、わかりやすいですね。

名古屋名物の味噌「どて煮」は、名古屋の企業らしく、高級バージョン「極」も販売しています。

あいちの名工監修です。

「極」が豚もつ使用の一方で、牛すじ使用のどて煮も販売しています。

名古屋名物みそおでんも販売。

赤味噌を使った赤だしのお味噌汁「名古屋八丁赤だし」。

名古屋と明記して、金鯱のイラストがついています。

その他

あまり名古屋とは関係がない様々な商品も販売しています。

さまざまなお惣菜をパックした「おふくろの味」シリーズ。

そして塩分を控えめにした「毎日減塩おかず」シリーズ。

大豆ミートを使った肉だんごやつくねなど「大豆ミート食堂」シリーズ。

ヤンニョムチキン。

イチビキ製のコチュジャン使用。

「献立らくらく」シリーズの「こんにゃくがあればこんにゃくのぴり辛きんぴらの素」。

こちらは小さく「の素」と書いてあるように、こんにゃくが必要です。
電子レンジで簡単に調理できます。

「濃厚まぜ麺」シリーズも麺は別に容易する必要があります。

まぜて簡単に料理ができます。

イチビキの意外な商品

意外なところで、イチビキは豆乳ぜんざいも販売しています。

糖質カロリーオフバージョンもあります。

どちらもヘルシーさをアピールしています。

ゆでピーナッツ。

これも豆を使用した商品ですね。

スイートコーン。

こちらは豆ではないですね。

そして乳酸菌サプリ「でらゲンキ」。

名古屋の会社らしいネーミングです。

超速リカバー(超速RECOVER)。

アスリートサポート栄養補給食としての、お米発酵ドリンクです。

名古屋地元企業などとのタイアップ

名古屋で味噌・しょうゆといえばイチビキですので、名古屋企業などとの様々なタイアップがなされています。
まず、イチビキの商品における地元企業とのタイアップ。
もつ煮込み、まぜ麺の素、赤から小鍋、万能たれ。




名古屋名物赤からとのタイアップ商品は、売れ行きもとてもよいようです。

名古屋の覚王山にある有名芋菓子専門店。
吉兆と共同開発した大学いものたれ。

すこし前になりますが、登記上の本社が名古屋市にあるカゴメが、イチビキとタイアップして、「トマトの焼き菓子トマみそクッキー」を販売したこともありました。

東海地区のモスバーガー限定で販売されたグラタンチキンバーガーには、イチビキの献立いろいろみそが使用されていました。

名古屋のコンビニでおでんや串カツを買うと、イチビキの味噌たれがついてきます。

東海地方のローソンで販売された赤だし仕立ての豚汁は、イチビキ赤だしみそ使用と明記されていました。

ローソンのご当地からあげクン台湾ラーメン味は、イチビキ醤油使用でした。

名古屋の調味料をあつめた名古屋土産こだわりの柿の種たまり味は、イチビキのたまりを使用しています。

イチビキが名古屋の味として認知されていることがよくわかります。
名古屋を代表する調味料の赤味噌やたまりを購入するならばもちろん、お惣菜や豆乳ぜんざいでも、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。

この記事を書いてくれたのは?

この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。

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いつもありがと~!

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