こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
以前に、日本メナード化粧品のシャンプー・コンディショナー・ボディソープを紹介しましたが、名古屋にはメナード以外にも、シャンプー・コンディショナー・ボディソープを製造販売している企業がありますので、紹介したいと思います。
⇒日本メナード化粧品の紹介記事はこちら
コンテンツ
日本初のボトル入り液体ボディソープ フタバ化学
フタバ化学は名古屋市に本社があり、ポンプ式ボトル入りの業務用液体ボディソープを日本で初めて開発したメーカーです。
それが、リーブルアロエ・ボディソープです。
フタバ化学は1946年(昭和21年)に石けんメーカーとして創業し、1987年(昭和62年)にリーブルアロエ・ボディソープを旅館・ホテル向けに発売しました。
旅館等の売店で個人向けのボディソープを置くことで、使用した人が即購入するという体感マーケティングを展開しているだけでなく、天然植物原料にこだわっており、旅館・ホテル等のオリジナルボディソープ(ご当地ボディソープ)の企画製造もおこなっています。
フタバ化学の本社ビル
岩塚駅の近くにある本社ビルは、円柱形のユニークな形状です。
フタバ化学は愛知ブランド企業に認定されています。
イリヤ化学のシャンプーとコンディショナー
イリヤ化学の製品
名古屋市千種区に本社があるイリヤ化学のアミノエナジーのシャンプーとコンディショナー。
同じくイリヤ化学のアルテダブルオフのシャンプーとコンディショナー。
イリヤ化学の歴史
イリヤ化学は1950年(昭和25年)名古屋市千種区で創業。
1963年(昭和38年)に会社を設立し、現在はイリヤコスメティクスのブランドで、ヘアカラー・ヘアケア製品等を販売しています。
メナードの母体。ダリヤのグリーンボトル
ダリヤの歴史
日本メナード化粧品株式会社は、1959年(昭和34年)に名古屋市西区において設立されましたが、その母体となった会社がダリヤです。
株式会社ダリヤは、創業者の野々川大介氏が貿易商を1941年(昭和16年)にはじめ、1950年(昭和25年)にダリヤ商事を設立。
数回の社名変更を経て、1968年(昭和43年)にダリヤ株式会社となりました。
メナードは、ダリヤから分離独立する形で設立されています。
ダリヤの製品
ダリヤは今もヘアカラーを中心として多くの商品を製造販売しており、メナードの本社の近くに、ダリヤも本社を構えています。
ダリヤは男性向けのブランド「グリーンボトル」も展開しています。
植物由来の成分を強調した緑のボトルを使用しています。
私が購入したのは、グリーンボトルボタニカルリッチシャンプーとボタニカルリッチボディソープ。
ラグジュアリーベルガモットの香りです。
ヘアカラーのホーユーのエクシモ
消費者向けヘアカラーでトップシェアを誇るヘアカラーのホーユー(hoyu)も本社は名古屋。
ダリヤのライバル企業となりますね。
ホーユーの歴史
ホーユー株式会社は1905年(明治38年)の創業で、1923年(大正12年)に設立された百年企業です。
当時の社名は株式会社朋友商会でしたが、1964年(昭和39年)にホーユー株式会社となりました。
白髪染めは1909年(明治42年)から販売し、1957年(昭和32年)には白髪染め「ビゲン」を発売しています。
現在は黒髪用ヘアカラーも発売し、消費者向けヘアカラーで25年連続トップシェアを維持する一方で、世界80か国に商品を展開しています。
また、2009年(平成21年)に「フリスク」や「甘栗むいちゃいました」の販売で知られるクラシエを買収しています。
ホーユーの本社
ホーユーの本社は名古屋市東区にあります。
ホーユーの製品
ホーユーもシャンプーとコンディショナーを販売していますが、私が購入したものは、ホーユーの男性向けブランド、エクシモ(XXIMO)のヘッドソープとコンディショナー。
黒いボトルがシックです。
さいごに
名古屋にはトップシェアを誇るヘアカラーの会社があります。
また、ポンプ式ボトルの事業者向け液体ボディソープを日本で初めて販売した会社も名古屋にあります。
そうした企業のシャンプー・コンディショナー・ボディソープを使ってみたいと思ったならば、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
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