こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはよい企業やよい製品があることと、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回はメイド・イン・ナゴヤのコーヒーを紹介したいと思います。
豆やドリップパックはいろいろありますが、気軽に買えて、飲むことができる、インスタントコーヒーを紹介します。
コンテンツ
メイド・イン・ナゴヤのコーヒー
楽天で人気の加藤珈琲店。モーニングも有名。
最初に紹介するのは、加藤珈琲店。
久屋大通駅の近くに店舗があって、モーニングには行列もできる有名店です。
コーヒー豆のネット販売もしており、楽天市場には20年前から出店。
15年連続ショップオブザイヤーを受賞し、2016年(平成28年)にはコーヒー豆部門トップでランクインした人気店です。
私が購入しているのは大きな業務用インスタントコーヒー袋。
250gもあるので、毎日何杯もコーヒーを飲む私にはぴったりです。
とてもお値打ちですし、ブラジルコーヒー100%使用・スプレードライ製法で一味違う、とのことです。
もちろん、久屋大通の店舗にもいきます。
名古屋の味「しゃちブレンド」。ポットでサービスされます。お菓子付きなのが名古屋です。
ドリップパックも販売しています。
そして、加藤珈琲店での有名メニューといえば、金しゃちコーヒーぜんざい。
名古屋らしく、小倉あんに、金箔がのっています。
自分でコーヒーを投入し、残ったコーヒーはカップにいれて、普通のホットコーヒーとしていただきます。
名古屋らしいメニューは他にもあります。
名古屋サンドは、小倉ホイップトーストサンドです。
コーヒー豆の自動販売機で注目。イトウ珈琲商会
高岳と市役所の間、東片端に本社があるイトウ珈琲商会。
イトウコーヒーのほうが馴染みがあるかもしれません。
イトウ珈琲商会は1951年(昭和26年)に名古屋でコーヒーの焙煎販売をはじめた、70年の歴史がある老舗です。
イトウコーヒーで販売しているインスタントコーヒーは、ブラジルとコロンビア。
わかりやすいですね。
さらに、2022年(令和4年)からスティック型のパウダーコーヒーを製造販売しています。
オレンジ色のパッケージのパウダーコーヒーと、黄色いパッケージのエマージェンシーコーヒーがありますが、中身は同じです。
日常でパウダーコーヒー、非日常でエマージェンシーコーヒーというコンセプト。スプレードライ製法で水にも溶けます。
イトウコーヒーでは、喫茶店フードの代表であるカレーも販売しています。
スイーツの珈琲羊羹も販売しています。
イトウコーヒーは、2021年(令和3年)2月にコーヒー豆の自動販売機を本店前に設置したことで、地元ではニュースになりました。
本店では淹れたてのコーヒーをテイクアウトでいただくこともできましたが、2023(令和5年)年12月に喫茶室をオープン。
イートインもできるようになりました。
喫茶店を展開するダフネコーヒー
ダフネコーヒーは名古屋市内で喫茶店を営業しているので、名前を知っている方も多いかもしれません。
創業は1968年(昭和43年)。老舗の喫茶店です。
ダフネコーヒーで販売しているインスタントコーヒーはソフトブレンドとストロングブレンド。
わかりやすいネーミングです。
ダフネコーヒーの喫茶店であるダフネ珈琲館では、コーヒーだけでなく、あんかけスパゲティや鉄板スパゲティを出しているお店もあります。
さらに、鉄板小倉あんトーストや、味噌かつ定食といったフードもあり、食事がしっかりとれる名古屋の喫茶店です。
ダフネ珈琲館烏森店の正面にダフネコーヒー本社があります。
本社には手づくり高級食パン販売店ブランノワールを併設しており、焼きたてのパンや、ここでしか販売していない限定インスタントコーヒーのブラジルコーヒーが購入できます。
ダフネコーヒーは、名古屋市役所内にも喫茶店を出店しています。
セルフサービスですがとてもお値打ちです。
あんトーストもメニューにあります。
珈琲元年の富士コーヒー
富士コーヒーの創業は1948年(昭和23年)。
2016年(平成28年)11月4日に中川運河沿に珈琲元年中川本店をオープン。
たちまち人気店になりました。
富士コーヒーが販売しているインスタントコーヒーは珈琲元年ブランド。
金鯱の名古屋城を有する名古屋らしく、金箔入りコーヒーです。
珈琲元年中川本店は運河をみわたせるテラス席を有し、対岸には、富士コーヒーの工場が見えます。
午後1時までモーニングサービスを行っています。
コーヒーは店舗でドリップして提供されます。
富士コーヒーの本社は矢場町にあります。
本社ビルの1階にはカフェセレージャがあり、豆や器具の販売をしていますが、イートインでコーヒーをいただくこともできます。
カフェセレージャのある本社の向かいには、カフェラシュールを営業しており、こちらも人気店です。
カフェラシュールにはお値打ちなモーニングサービスもあります。
ワダコーヒー
創業は1918年(大正7年)のワダコーヒー。
名古屋の老舗の珈琲店を紹介してきましたが、圧倒的な歴史を誇る百年企業です。
東別院の近くに本店があり、豆や器具を購入できます。
ワダコーヒーのインスタントコーヒーはルージュとノワール。赤と黒です
アイスコーヒーは100年の歴史を示す一方で、名古屋らしい金鯱のパッケージです。
ワダコーヒー100年の歴史をまとめた書籍も販売しています。
コメダにもあるインスタントコーヒー
喫茶店を展開しているダフネコーヒーや富士コーヒーを紹介しましたが、名古屋の喫茶店といえばコメダが有名ですね。
コメダでもインスタントコーヒーが購入できます。
1杯分ずつ包装されたスティックタイプになります。
コメダの豆菓子と一緒に購入したいですね。
コメダのコーヒーのソーサーには「nagoya 1968」と記載されています。
ダフネコーヒーと同じ年ですね。
有機香房のオーガニックコーヒー
名古屋市守山区にオーガニックコーヒー・紅茶専門店の有機香房があります。
その有機香房が販売するインスタントコーヒー「ルナ」(BRUNA)。
有機JAS認証を取得しているオーガニックコーヒーもインスタントで手軽にいれられます。
インスタントではない!イニックコーヒー
最後に、名古屋市名東区に2012年(平成24年)に設立されたパウダーフーズフォレスト株式会社が販売するイニックコーヒーです。
イニックコーヒーとは、It’s Not Instant Coffee(イッツ ノット インスタントコーヒー)のことで、通常のインスタントコーヒーとは違い、ドリップコーヒーの風味などがそのまま味わえるように、ドリップしたコーヒーエキスをパウダー化したドリップ・ド・コーヒーパウダーです。
瓶タイプとスティックタイプがあり、可愛らしいパッケージです。
フレッシュもシュガーもメイド・イン・ナゴヤ
フレッシュ
私はコーヒーは外で飲むときはミルク、家で飲むときはブラックが多いのですが、家でコーヒーを飲むさいにフレッシュを入れる場合、もちろん、名古屋市に本社があるスジャータを使います。
シュガー
そしてシュガーは、名古屋市に本社がある中日本氷糖。
1895年(明治28年)創業で氷砂糖が看板商品です。
氷砂糖では馬印ブランドで約5割のシェアを占めるトップシェア企業ですが、シュガーやガムシロップも販売しています。
私が購入して使っているのは、スティックシュガー「スラリ」。
カロリーひかえめのシュガーです。
名古屋には、焙煎販売を行う専門店が販売するインスタントコーヒーがあります。
また、コメダをはじめとしたチェーン店もインスタントコーヒーを販売しています。
さらに、インスタントとは違うドリップパウダーのイニックコーヒーや、認証オーガニックコーヒーのインスタントも販売されています。
手軽にこだわりのコーヒーを楽しみたいと思ったら、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原 治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
いつもありがと~!
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