こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、 石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回紹介するのは、株式会社トヨトミです。
石油ストーブなどの冷暖房機器等を製造販売し、石油ストーブではコロナと国内シェアを2分しています。
トヨトミの歴史と事業
トヨトミは、1949年(昭和24年)に豊臣工業株式会社として創立されました。
社名の由来は、トヨタ(豊田自動織機)から仕事を頂いたことに対し、まさしく「豊田に臣下(忠誠)を尽くす」という精神であったとのことです。
また創業者である中村一治氏は、1月1日に名古屋市中村区で生を受け、太閤豊臣秀吉も1月1日に現在の名古屋市中村区で生を受けたと言われていることから、豊臣秀吉との縁も大切にし、命名したとのことです。
1952年(昭和27年)に石油コンロの製造販売を開始。
石油燃焼機器がトヨトミの事業の中核となっていきます。
他方で、1970年(昭和45年)には、電気暖房機器も販売。
総合的な冷暖房機器メーカーへと広がりも見せます。
1990年(平成2年)に社名をトヨトミに変更しました。
全国に支店・営業所を、また、アメリカとオランダに拠点(現地法人)を置いています。
トヨトミの本社は名古屋市瑞穂区の地下鉄堀田駅の近くにあります。
なお、トヨトミの本社の隣に、ガス機器メーカーのパロマの本社があります。
トヨトミは、石油ストーブでは、国内では30%を超えるシェアを持ち、コロナと2分しています。
一酸化炭素の発生や臭いをおさえる機能、電池不要の手回し着火機能(ぐるんPa)、クラシカルなデザインのストーブや、虹のような七色の炎となるレインボーストーブなど、新機軸を打ち出し続けています。
北米・ヨーロッパを中心に中南米・オセアニアから中近東・東南アジア諸国などで高いシェアを保持しています。
また、石油ファンヒーターも、ダイニチ、コロナと並び、三大メーカーと称されます。
石油暖房機器が、現在でもトヨトミの中核事業といえます
トヨトミの製品
暖房器具
私はアパート暮らしですので、石油製品は使用していません。
私が購入したトヨトミの暖房器具は、遠赤外線パネルヒーターDeuxRです。
用途に応じて、パネルを広く開けば広い範囲を、狭く開けば狭い範囲を強く温められ、パネルを閉じると上方から熱がでて部屋全体を温めます。
トヨトミの電気式ミニセラミックヒーター。
足元だけを温めます。
扇風機
夏はトヨトミの扇風機。
これはシンプルな製品なのですが、多彩なモード設定で省エネ性能も高いです。
乾燥除湿機
そして、トヨトミの乾燥除湿機。
部屋干しや、バスルームの乾燥に使えて、便利です。
持ち運べる大きさと重さもポイントです。
さいごに
石油ストーブで世界各国において大きなシェアを占める企業が名古屋にはあります。
冷房も、暖房も、除湿も、多様な製品から選んで、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
いつもありがと~!
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