食費2万円削って1ヶ月1万円生活したら体調に異変が

こんにちは

日々Twitterで「名古屋の最新情報」を発信している「おいでよ名古屋」です。
名古屋市内のイベント情報や観光施設を紹介するだけでなく、私がたまたま食べに行ったお店もTwitterで紹介する日々を過ごしていたのですが
実は例の流行病のおかげで収入が激減しまして、かれこれ3ヶ月くらいはもうね、手取り20万円くらいだった収入がマイナス6万円くらいに減りました。
在籍はしているので、普段給与から引かれていた社会保険料とか住民税の自己負担額だけは会社から請求されるわけですね。笑

で、家賃の支払いもある上に この状況がいつまで続くのかもわからないので 多少の貯金があるとはいえ、さすがにこれは節約できる部分はしないといけないと思いまして、でも普段からそもそも支出のない生活をしている私が削れる部分って食費くらいになってくるので
Twitterにまだ投稿していない写真も3ヶ月分くらいあるし、止むを得ず外食を控えて
どうせなら自宅で徹底的な節約生活でもしてみよう!と思い至りました。ここからが本題です。

今回は2ヶ月分 20キロの米をAmazonで5300円で調達。
1ヶ月あたりの米代を2650円としました。

残り7350円 1日あたり245円での生活になります。
が、大前提として私もこれを実行する上で「正常な食生活で実現出来る」とは思っていません。
まず、私は普段から朝食を食べない(朝ギリギリまで寝る)ので、必要な食事は1日に2回 という事になります。この時点で不健康ですね。笑
でも実家から米が送られてくる とか、近所の人に野菜おすそ分けしてもらえる とかじゃない限りは、3食健康的な食事はこの価格では不可能です。ちょっと計算したらわかるんですけど、今回の検証は「この生活をどれくらいしたら体調に支障が出るのか?」です。

はじめに買い物は2日に1回、500円まで と決めてしまえば、計算上は1ヶ月1万円生活の実現が見えてきました。
自粛期間は明らかにスーパーの野菜も値上がりしていましたが、キャベツ1玉170円 もやし2袋50円 大根1本160円 など、少しでも安くて量のある野菜を中心に 2日以上かけて食べられそうな食材を買います。

そもそも私が外食中心になったのは、仕事があるなら「買い物する時間」と「家で調理する時間」が非生産的で無駄であるから という感じの事を外食のススメに書いた事があるわけですが、普段外食で毎月3万円くらいの範囲で生活している私が 食費を1万円に抑えても、調理にかかる分だけでなく、家にいる時間が増える事で光熱費がしっかり上がるので、実際に支出が2万円下がるなんて事は絶対にないんですよね。

1ヶ月目は1万円での自炊生活も 多少新鮮な気持ちで過ごせたものの、2ヶ月目に突入するとある異変を感じるようになりました。

外食に比べて食べる量は増えているのに、体重が減っている

もともと外食中心で月に3万円くらいしか使わない生活をしていた私は、普段からお酒も飲まないし、食べ放題や高級なお店に頻繁に行くわけでもありませんでした。
どちらかといえば、夜にラーメンやパスタを食べに行く事がめちゃめちゃ多かった。

で、そもそもそんなに太っていたわけではないんですけど
40キロ代後半だった体重が、40キロ代前半になって 成分献血ですらお断りされる体重に。
でもね、野菜って少量で買うと割高になるから、大きい大根やキャベツを1人で2日で食べ切る って結構すごい量になるわけです。まぁほぼ水なんだけど、お腹いっぱいにはなりますよね。
ただ、普段に比べて圧倒的にカロリーが少ないわけです。ヘルシーで健康的って言えばそれまでかもしれませんけど、1ヶ月で成分献血もできないような体重になる食事を、果たして健康的と言えるのでしょうか?

それでも2ヶ月分の米を買ってしまっている上に、体重が減った以外に特に何も異変を感じなかった事もあり、1ヶ月1万円生活を続行しました。
緊急事態宣言が解除されても、仕事が戻る気配はありません。これが来月解除される保証があるならまぁ、もう普通に生活するわけですが、会社からは社会保険料の請求以外に連絡すらありません。

節約開始から45日が経過した頃、これまでも何度か体調が良くない日がありましたが、本格的に体調を崩してしまいました。
自炊ってなぜか外食に比べて健康的なイメージを持っている人も多いんですけど、1人暮らしの人がスーパーで安価で買えるものを食べようと思うと、ほとんど同じものばかりを食べる事になってしまいがちになります。
確かに私も10代の頃は、もやしやキャベツの栄養だけで生きていた時期もありました。
でも20代後半になると、たった2ヶ月の偏食で体調が著しく悪くなる事もあるんですね。
食べたいものを好きなタイミングで食べられる外食と比較して、自分で食材を調達して調理して片付けなければいけないという精神的ストレスや、この状況がいつまで続くのかわからない不安なども、体調不良の一員として考えられます。

幸い3日間くらい寝込んで、また買い物に行けるくらいには回復しましたが

基本的に無趣味で 毎日の食事くらいしか楽しみが無かった人が、食費を削った結果 心身共に疲弊してしまう事もある
という体験記でした。

同じ水準の生活でも全然平気な人もいるとは思いますけど、それが推奨される世界って悲しいので
いつの時代も、カロリーを摂取する作業ではなく

食事が楽しいひととき って思えるような世界になると良いですね。

まだ金銭的な目処は全く立ちませんが、これ以上体調を崩しては元も子もないので、7月からは外食中心の生活も再開しました。
節約生活を終えて、より美味しく感じるようになった外食を これからも楽しみたいと思います。
ご拝読ありがとうございました。

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