シップ薬のタカミツ【メイド・イン・ナゴヤを買おう】

こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私が購入した製品などを紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回紹介するのは、シップ薬のタカミツです。

タカミツの事業と歴史

タカミツは1966年(昭和41年)創業の、名古屋市北区に本社を置く医薬品製造販売会社です。創業当初からシップ薬に特化しており、経営理念は「シップ薬が持つ良さを伝え、広く社会に貢献します」です。

医療用のサリチル酸メチル等配合パップ(MS冷シップ、MS温シップ)を製造販売している日本でも数少ない企業であり、粘着シートを別に用意することなくシップ1枚で直接肌に貼れる医療用シップ薬を日本で最初に製品化しました。

医療用医薬品としてのシップ薬から、一般販売、自社ブランド製品化と事業を拡大し、現在は、台湾、中国、シンガポール、ヨーロッパにも展開しています。

タカミツの一般用湿布薬

タカミツは様々なシップ薬を一般販売しています。
クールリフェンダa、ホットリフェンダaが看板商品でしょうか。


サリチル酸エステル製剤です。

リフェンダフェルビナクはフェルビナク製剤。

シップではなくテープ式のリフェンダFBテープα。

パッケージの大きな表示は「フェルビナク」です。

インドメタシン製剤のリフェンダIDとリフェンダIDH温感。


大きな表示は「インドメタシン」です。

このほかに、ビハーラ、メタシンパス、クールシンパス、ビタトレールシンパスなどの商品名で様々なシップ薬を販売しています。



変わったところでは、若年女性をターゲットとしたシップ薬、コフレッシュがあります。

やわらかい印象のパッケージの弱酸性のアロマのシップは、ビターオレンジの香りです。

タカミツのシップ以外の製品

シップ薬を主力商品とするタカミツですが、シップではない商品もあります。
塗り薬は、シップ薬の成分を使ったものであり、用途も同じですので、製品化されるのは想像できます。

鼻炎薬ハナスキット。炎症をおさえるというところは、シップ薬と類似性があります。

アロマゴコチは貼るアロマ。

シップ薬の貼る技術を使っています。

知る人ぞ知るシップ薬に特化した医薬品メーカーのタカミツ。
高い技術に支えられた多様な商品から自分にあったシップ薬を探して、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。

この記事を書いてくれたのは?

この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。

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