こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回紹介するのは、肉のスギモトこと、杉本食肉産業株式会社です。
コンテンツ
杉本食肉産業株式会社
歴史
スギモトは1900年(明治33年)創業の100年企業。
個人精肉店からスタートし、1947年(昭和22年)に杉本産業株式会社を設立。
1967年(昭和42年)に杉本食肉産業株式会社に名称を変更しています。
直売店
1965年(昭和40年)から名古屋市昭和区緑町に本部機能を置いていますが、直売店も併設し、ディスカウント販売を行うお肉の土日市も開催されます。
本店
登記上の本店は、栄の本町通沿いにあるスギモト本店に置かれています。
1969年(昭和44年)に完成し、直売店とレストランを併設しています。
全国に展開するスギモト
中部だけではなく、関東や関西のデパートやスーパーにも販売店を展開し、お肉の専門店として、国産牛肉・豚肉・名古屋コーチン・加工肉・お惣菜・レトルト商品などを販売しています。
大阪大丸心斎橋店では、イートインも可能です。
また、上海やタイにも店舗を出店しています。
スギモトの商品
私はスギモトの加工肉をよく購入しています。
主に買うのはハムやソーセージ、ハンバーグなどです。
比較的日持ちがする調理済み食品として、牛すじのどて煮や、牛すきもあります。
赤味噌を使い、名古屋名物と表示しています。
冷凍食品の肉だんごや肉焼売、レトルトの名古屋コーチン極旨カレーもあります。
そしてこちらは、宮内庁大膳課「天皇の料理番」として宮中晩餐会等で手腕を振るったスギモトのグランシェフ宮田拓矢さんが監修したロイヤルレシピ和牛ビーフカレーです。
惣菜店の商品
惣菜店では、スギモトのお肉や黒毛和牛すき焼き重など、スギモトのお肉を使ったお弁当のほか、コロッケやメンチカツ、唐揚げなども販売しています。
コロッケには、広小路コロッケといった名称がつけられています。
スギモトのレストラン
スギモトは栄の本店をはじめ、レストランを展開しています。
栄の本店では、すき焼きやしゃぶしゃぶがいただけるお座敷がありますが、ランチ営業もしており、お値打ちにスギモトのお肉がいただけます。
キッチンスギモト
カジュアルに肉料理を楽しめるのが、キッチンスギモト。
名古屋では、松坂屋の地下にお店があります。
人気メニューはビーフシチューハンバーグ。
鉄板の上でアルミホイルに包まれて提供されます。
名古屋らしい料理としては、黒毛和牛ロースステーキ牛まぶし。
こちらはひつまぶしの牛肉バージョン。
もちろん、スギモトのおいしい和牛肉を使っています。
焼肉店
焼き肉店として、アスナル金山店・栄のHOUSeN・名古屋駅内の名古屋広小路店があります。
東京にもスギモトのレストラン
東京ではステーキを中心とするレストランとして、東京スカイツリータウン・ソラマチ店や、オールドマンハッタン東部百貨店池袋店を営業。
ソラマチ店では、尾張牛をメインブランドとし、卵は名古屋コーチンを使用しています。
なお、名古屋城金シャチ横丁にはスギモト牛鍋店を出店し、赤味噌を使用した尾張牛や三河豚の鍋料理などを提供していましたが、閉店してしまいました。
ささしまグローバルゲートにオープンしたホッカイドウ チーズファクトリー by スギモト/Hokkaido Cheese Factory by Sugimotoは、スギモトのホームページには直営店として掲載されていませんが、老舗スギモト黒毛和牛使用。
チーズハンバーグは、見た目でおいしさが伝わります。
スギモトの名古屋コラボレーション
スギモトは、名古屋市に本社がある他の会社とコラボレーションをすることがあります。
世界の山ちゃん
世界の山ちゃん監修幻の手羽先風味スパイシーポークハム。
愛知みかわ豚を使用しています。
ハートブレッドアンティーク
名古屋市に本社があるオールハーツカンパニーが展開するハートブレッドアンティークでは、にくまつりとして、スギモトの肉を使用した商品を販売します。
ハートブレッドアンティークを展開するオールハーツカンパニーの登記上の本店は、ハートブレッドアンディーク栄店がある岡谷鋼機ビル1階になっていますが、本町通をはさんで、スギモト本店の向かいになります。
カネ美食品
名古屋市に本社があるカネ美食品は、スギモトの牛しぐれ煮を使ったおむすびを販売しています。
大名古屋展2021
ビームス名古屋が開催した大名古屋展2021でも、スギモトは名古屋を代表する会社として取り上げられ、ショッピングバッグやエプロンスカーフがコラボ商品として販売されたほか、名古屋の高級食パン専門店い志川とコラボしたサンドイッチも販売されました。
地元の尾張牛やみかわ豚・名古屋コーチンを使用した商品やメニューが多いのも、スギモトの特徴ですね。
ちょっと高級なお肉をいただきたいとき、地元産の牛肉・豚肉・鶏肉の料理をいただきたいとき、そして、明治33年創業の老舗の味を味わいたいときには、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
いつもありがと~!
この記事へのコメントはありません。