こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私が購入した製品などを紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、サンゲツを紹介します。
サンゲツの事業と歴史
サンゲツは、壁紙・カーペット等の床材・カーテンなどの内装を総合的に取り扱う企業です。
1万以上の商品を扱い、その組み合わせを提案することで、空間をデザインします。
特に壁紙については、サンゲツは50%を上回るトップシェアを誇り、また、多様な商品を展開しています。
鉄粉入りでマグネットがつく壁紙・黒板のようにチョークで書き消しできる壁紙・ホワイトボードのようにマーカーで書き消しできる壁紙・プロジェクターで投影できる壁紙・コルクなどを使い掲示板のように貼れる壁紙などもあります。
サンゲツは内装材メーカーという印象を持っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、いわゆるファブレスメーカーで自社製造をしていません。
企画販売をしますが、製造は外部のメーカーにゆだねます。
商社というほうが実態に近いかもしれません。
1849年(江戸時代後期)に名古屋城の近くに日比弥助氏が表具店「山月堂」を創業したのが、サンゲツの起源。
1953年(昭和28年)に株式会社山月堂商店として法人化し、1970年(昭和45年)に株式会社サンゲツに社名を変更。
表具から、ふすま・壁紙・カーテン・カーペットと取り扱いを拡大し、内装材を総合的に取り扱う企業へ変貌します。
現在は、全国に24か所の支店・営業所、8か所のショールームを有するほか、米国・シンガポール・中国など海外に拠点を展開し、インテリア事業を行っています。
また、門扉、フェンス、カーポートなど、エクステリアにも事業を拡大しています。
デザインから、内装材の選定・納品、施工まで一貫して対応する空間総合事業も展開。
老舗企業でありながら、2023年(令和5年)には過去最高益を更新しました。
サンゲツの本社は名古屋市西区、いまも名古屋城の近くにあります。
1970年(昭和45年)の社名変更と同じ年に現在地に本社ビルを建築。
本社にはショールームも併設し、サンゲツの提案する内装材を見ることができます。
サンゲツの内装材
個人では、直接サンゲツの内装材を購入する機会は少ないかもしれません。
建築事業者やリノベーション事業者が、内装を手配するのが一般です。
私が住んでいるアパートの内装材はサンゲツでした。
しかし、サンゲツの内装材で、個人で購入できるものもあります。
私が購入したカーテンはサンゲツです。
カーペットもサンゲツで購入。
スタイルプラスは置くだけでよいタイルカーペットです。
サンゲツのベンリダイン
個人で購入できるサンゲツの商品に、瞬間接着剤「ベンリダイン」があります。
壁紙を接着するために使用する業務用ですが、一般販売もされています。
瞬間ゼリーは持ち運べる大きさで、携帯用瞬間接着剤として、使いやすい製品です。
名古屋には壁紙の圧倒的なシェアをもつ内装材販売企業があります。自分の好みをセレクトして、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。

書いてくれてありがと~!
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