こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、名古屋の綿製品、タオルやガーゼを紹介します。
特許も取得。綿製品のKBツヅキ
KBツヅキは名古屋市中区に本社を持つ紡績会社です。
KBツヅキの綿糸生産量は全国1位。
熟成させた綿を使用する世界で唯一のTNS方式による紡績や、安全性を保ちながら洗濯による劣化を防ぐTZ加工など、独自の技術と特許を持ちます。
タオルや布団カバーでは、オリジナル商品も販売しています。
工場を出雲・今治市に置き、今治タオル向けの綿糸出荷量は全国1位。
KBツヅキのTZタオルは出雲ブランド商品に指定されています。
歴史
KBツヅキの前身は、都築紡績です。
都築紡績は、1908年(明治41年)の創業で、登記上の本社は愛知県知多郡阿久比町にありましたが、名古屋を中心に事業を展開し、名古屋都心部等にも多くの不動産を保有していましたが、2003年(平成15年)に会社更生法の適用を申請しました。
1973年(昭和48年)設立の国際企業株式会社が、都築紡績株式会社から繊維事業を2005年(平成17年)に分割承継し、新しい都築紡績となります。
これが、実質的な事業の開始であり、会社設立であるといってよいと思います。
さらに、2006年(平成18年)に、カネボウの綿紡績事業を2005年(平成17年)に承継したKBスピニングと経営統合し、KBツヅキに名称変更をしました。
すなわち、KBツヅキは、都築紡績とカネボウの両者の紡績部門を継承した会社ということになります。
製品
私が購入して使用しているKBツヅキのタオル。
TZ加工でながもち、ふわふわなタオルです。
新素材ファイバーフォース・コットンを使用し、繊維1本1本に機能加工が浸透。
洗濯に強く、耐久性にすぐれ、抗菌・消臭機能があり、そのうえに、洗濯をしたときに早く乾くという優れものです。
ふとんカバーも、KBツヅキの抗菌防臭加工(TZゼコム)の製品を購入。
Tシャツも、KBツヅキのTZ加工をした究極の肌着を購入。
くつ下もKBツヅキのTZデコム。
今治産ガーゼマスクも、KBツヅキのツヅキボウ今治工場で生産したものでしたので購入しました。
ガーゼ製品のファブリックプラス
ファブリックプラスは、名古屋市北区に本社がある株式会社マルジューのブランドです。
歴史
マルジューは、1922年(大正11年)に晒し(さらし)工場としてスタート。
創業100年をむかえる染色加工工場です。
ファブリックプラスは、「ファブリック(布)」に形や用途を「プラス」するという意味で名づけられ、WEBショップの店舗名でもあります。
WEBショップではガーゼ製品などを販売しています。
製品
ファブリックプラスのガーゼタオル。
普通のタオルよりも薄く、しかし、吸水性は十分です。
こちらのファブリックプラスの贈答用ガーゼバスタオル「湯さっ花(ゆさっか)」は、タオルとは思えないボトルのようなパッケージが特徴です。
ファブリックプラスのふとんカバーもガーゼのものを購入。
ファブリックプラスはガーゼケットや毛布も販売しています。
そしてファブリックプラスの枕。ピローケースとセットで。
さらに、穴あき枕「Wholly Pillow」も購入しました。
そして、ガーゼハンカチ。
名古屋ハンカチとして、はち丸やエビザベスのデザインのものを購入しました。
マルジューの加工・プリント技術を活かした商品ですね。
さいごに
KBツヅキもファブリックプラスも日本製にこだわり、安心な製品を提供することを掲げています。
機能性を追求した綿製品がほしいと思ったならば、あるいは、シンプルで自然なガーゼ製品がほしいと思ったならば、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
いつもありがと~!
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