こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私が購入した製品などを紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること、すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、アイホンを紹介します。
アイホン
アイホンの歴史
アイホンは、1948年(昭和23年)に東海音響電気研究所としてスタートした当時からインターホンの研究を始め、インターホン一筋で事業を展開してきました。
1952年(昭和27年)に愛興高声電話器に社名を変更、1954年(昭和29年)にアイホンを製品商標とし、1964年(昭和39年)に社名もアイホンに変更します。
1973年(昭和48年)に熱田区に本社ビルを竣工。
2015年(平成27年)に本社を名古屋の都心のオフィスビルに移転し、旧本社は技術本部の開発拠点「開発センター」となりました。
アイホンの事業
アイホンは、インターホンの専業メーカーといってよいと思います。
1982年(昭和57年)に画像が映るテレビインターホンを発売開始。
玄関ドアに設置する家庭用インターホンをアイホンではドアホンと称しており、現在は、テレビドアホンと呼んでいます。
テレビドアホンは、ドアを開ける前に相手の顔を確認できます。
さらに、録画機能付・LEDライト付・パノラマワイド画像機能・ワイヤレス子機付のドアホン、そして、アプリをつかってスマホがワイヤレス子機となるドアホンなど、機能を高度多角化し、セキュリティ性能を高めます。
加えて、集合住宅向けには、オートロック機能・宅配ロッカーとの連動機能・火災報知機能・緊急地震速報など災害情報通知機能など、様々な付加機能を展開します。
こうしたドアホンの技術とノウハウをいかし、住宅以外の分野にも展開。
ナースコールはじめ病院・医療機関向け緊急通報装置は、早い時期から製品化されていました。
1955年(昭和30年)には最初のナースコール用インターホンを納入しています。
企業の受付用インターホン、物流施設の連絡網、無人施設の遠隔入館管理やコールセンター、鉄道駅などの交通拠点、大規模会議場の連絡網などにも採用されています。
エレベーターの非常連絡用インターホンにもアイホンの製品が使われています。
企業の受付用インターホン、物流施設の連絡網、無人施設の遠隔入館管理やコールセンター、鉄道駅などの交通拠点、大規模会議場の連絡網などにも採用されています。
エレベーターの非常連絡用インターホンにもアイホンの製品が使われています。
現在は、国内に9支店、多くの営業所などの拠点を持ち、インターホンにおけるアイホンの国内シェアはおよそ6割(2022年(令和4年)で59.0%)を占め、圧倒的なトップシェアを誇ります。
さらに、海外にも事業を展開し、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、シンガポールに販売子会社を設置。ベトナムとタイには生産子会社を置いています。
世界約70か国で販売し、連結売上のおよそ3割が海外となっています。
アイホンのインターホンは、ホワイトハウス、エッフェル塔、ケープタウン国際空港などにも採用されています。
まさしく、「つながる安心を、世界中に」届けています。
アイホンの製品
私が現在住んでいるアパートも、前に住んでいた住宅も、アイホンのドアホンが設置されていました。
火災、ガス漏れの検知・警報機能もついています。
個人でインターホンを購入する機会はあまりないかと思いますが、アイホンには、ワイヤレステレビドアホンというユニークな商品があります。
子機がワイヤレスというだけではなく、カメラ付の応答部もワイヤレスで配線不要。
ドアホンとしてだけではなく、屋内で2つの部屋の連絡用に設置するなど、様々な用途で活用できます。
値段も1万円程度で、高くありません。
ナゴヤドームにもアイホン
名古屋の人なら知っていると思いますが、バンテリンドームナゴヤ(ナゴヤドーム)のフェンスには、アイホンの広告が掲出されています。
そして、ベンチとブルペン(投球練習場)の連絡をはじめ、ナゴヤドーム内の連絡用のインターホンはアイホンが採用されています。
アイホンのインターホンは、ナゴヤドームにもホワイトハウスにも採用されています。
圧倒的シェアと信頼のブランドの、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。

いつもありがと~!
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