こんにちは。
名古屋生まれ名古屋育ち名古屋在住の名古屋市役所の職員、石原 治と申します。
名古屋の企業によるメイド・イン・ナゴヤの製品に囲まれて日々暮らしている一般人ですが、名古屋の企業と製品という切り口で、私の愛用している製品を紹介しながら、あまり知られていないかもしれないけれど、名古屋にはいろいろな企業やその製品があること。
すなわち、メイド・イン・ナゴヤの魅力をお伝えできると良いなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
コーヒーに入れるフレッシュとシュガー。
フレッシュは名古屋市に本社があるスジャータを使っていますが、私はシュガーも、名古屋市に本社がある企業のものを使っています。
今回紹介するのは、中日本氷糖株式会社です。
コンテンツ
中日本氷糖のシュガー
中日本氷糖は、さまざまなシュガーを製造販売しています。
スタンダードなスティックシュガー。
そして私が愛用しているダイエットスティックシュガー「スラリ」。
砂糖と同じ甘さで、カロリー1/5の甘味料です。
そしてこちらはコーヒー用ハイシュガー。
この分野では、中日本氷糖は全国約4割のシェアを誇ります。
また、角砂糖は名古屋市内では圧倒的なシェアを誇っています。
中日本氷糖は、ガムシロップも製造販売しています。
スターバックスのダイエットシュガーも中日本氷糖
私が行く範囲の店舗ですが、スターバックスに置いてあるダイエットシュガーは、中日本氷糖のスラリ。
スティックタイプではなく、薄い長方形のパッケージです。
氷砂糖全国シェアナンバーワンの馬印の歴史
中日本氷糖の中核事業は、氷砂糖です。
中日本氷糖は1895年(明治28年)に尾張一宮で創業しました。
当時から氷糖(氷砂糖)を製造しており、1952年(昭和27年)に名古屋市内に工場を建設し、1958年(昭和33年)に本社を名古屋に移転。
昭和40年代頃から各種砂糖の製造販売を開始し、平成に入ってからガムシロップの製造販売もはじめます。
1995年(平成7年)に創業100周年、2015年(平成27年)に創業120周年を迎えますが、一貫して氷砂糖が主力商品です。
馬のイラストのマークをつけた馬印のブランドで、全国約5割のトップシェアを占めます。
「なつかしの氷砂糖」のパッケージにも示されているように、名古屋市に拠点を置くレスキューストックヤードと提携し、売り上げの一部を被災者活動支援のために役立てるほか、非常食として優れている氷砂糖を被災地に届けます。
神奈川県を代表する銘菓の億万両本舗和作を事業承継
2014年(平成26年)に、中日本氷糖は、横浜市に本店を置く和菓子店である億万両本舗和作をM&Aにより事業承継しました。
億万両本舗和作の代表的な和菓子は神奈川県指定銘菓にもなっている億万両です。
億万両本舗和作が、中日本氷糖の氷砂糖を使用して作成した「究極のあんこ」も販売されています。
中日本氷糖は2011年(平成23年)に関連会社としたメイホウ食品において、どら焼きなどの製造販売をしていることもありますので、和菓子店と親和性はあったのかもしれません。
メイホウ食品は愛西市に本社がありますが、どら焼きのほか、名古屋ドーナツという商品も製造しています。
コーヒーにシュガーを入れるならば、また、なつかしい味の氷砂糖を食べたいと思ったならば
シェアナンバーワンの、#メイド・イン・ナゴヤを買おう。
この記事を書いてくれたのは?
この記事は名古屋市職員の石原治が寄稿しました。
なお、記事の作成は完全にプライベートでおこなっており、内容はすべて個人の見解です。名古屋市はじめ所属する団体とは無関係であることを念のために付記させていただきます。
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